Taktoryでは受注登録後の作業指示の際に、工程期限を自動計算させる機能があります。
納期までの稼働日や、製作個数によって、1工程あたりに確保する日数の細かい調整が可能です。
尚、設定は販売店もしくは弊社にご連絡いただければ設定いたします。
ぜひこの機会にお問い合わせ下さい。
工程期限の設定は現在はお客様で変更することはできませんが、現在の設定状態を確認することができます。
設定タブにカーソルあて、プルダウンメニューから「工程期限の設定」をクリック
もしくは、設定をクリックして、設定の一覧ページからもアクセスできます。
社内納期・・・納期の何日前を社内納期にするかを設定します。この設定は製品のデフォルト製作期限にも反映されます。
1工程あたりに確保する日数・・・工程期限を自動計算する場合はこちらに入力します。
上の図では、「デフォルトの社内納期」が2日、「1工程あたりに確保する日数」が2日の場合のスケジュールです。
納期が12月19日なので、社内納期は2日前の12月17日となります。
この例では3つの工程があることになっています。
社内納期が最終工程の期限となるため、3番目の工程の期限は12月17日。
2番目の工程の期限は、さらに2日前の12月15日。
1番目の工程の期限は、さらに2日前の12月13日が設定されます。
この例では、受注日から納期までの日数が十分にあるため、それぞれ2日ずつ日数を確保することができました。
もし遡っていって受注日を超えてしまう場合は、それ以前の工程の期限はすべて受注日となります。
デフォルトの設定に加えて、追加ルールを設定することができます。
▼条件となる要因
稼働日・・・受注日から納期までで、社内カレンダーの休日を除いた日数
製作数・・・製品の製作数
▼条件を満たした場合の処理
①工程期限を設定しない
②社内納期と同日に設定する
③1工程あたりの日数を変更する → ○日
複数の条件を満たす場合は①②③の順、③の場合は一番短い日数が適用されます。
製作数が少ない場合や、稼働日があまりなく、1工程にデフォルトの日数を確保できない場合などに、追加ルールを設定しておくと便利です。
一つ一つの工程に期限を入力していくのは大変な作業になりますので、自動計算ルールを設定しておけば、手配時に自動で期限が入力されます。
その後、出荷日程V2のカレンダー上で細かい調整を行っていただくと、効率よく日程を管理することが可能になります。
※設定変更のご依頼は販売店へお問い合わせ願います。